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気を付けよう!ピルで性病は防げません

待ったポーズをしている看護師

幅広い年代に広がっている性病(STD)は性行為で感染するものが多いといわれています。
この性病の感染予防のひとつにコンドームを使用する方法があります。
しかしこの方法は男性側の協力が不可欠であること、個人の判断に委ねられることや、常に避妊具を持ち歩かなければならないことから性行為の際に使用しない人もいるようです。
コンドームを使用しない性行為は、望まない妊娠や性病を蔓延させる要因にもなってしまうのです。

近年ではピルが身近な存在になったこともあり、性病には無防備な状態での性行為を行う人も多いようです。
ピルでは妊娠やホルモンをコントロールすることができても、病気の感染予防まで対応できる万能薬的な効果はありません。

また「病気は感染しても治療すれば治る。」といった予防を軽視した考え方は間違いといえます。
病気の種類によっては症状が深刻化すると、日常生活に支障がでてしまうレベルの症状や、後遺症・不妊症など最新の医療でも対応が難しい症状に悩まされてしまうケースもあります。

ピルは確かに様々な高い効果をもたらしますが、決して「万能薬」ではありません。
万能薬という間違いな捕らえ方や間違った性知識・病気に対して、無防備な状態での性行為の経験を持った若年層も多いようです。

また若年層に限らず、不特定多数の相手と自由な恋愛スタイルを望む人も多いようで、これも性病が流行してしまう要因のひとつともいわれています。
(望まない妊娠と性病を確実に予防したい場合にはピルとコンドームを併用することが重要になります。)
この病気の多くは命に関わる即効性の力はありませんが気がつかないうちに、じわじわと時間をかけて毒のように体中に症状が広がっていくのが特徴です。

大切な相手や一見関係ない見知らぬ人に猛毒を撒き散らしているのと同じ意味を持ちますが、併用する事で予防することが可能です。
このような恐ろしい事態を減らす為にも、正しい性知識や積極的なコンドームの使用などで予防することが社会問題を解決する方法でもあります。

性病の感染を防ぐならコンドームを使おう!

ピルは避妊効果以外にも市販薬では解決しづらい、生理痛やホルモン調整・生理不順や生理に関する不快症状の緩和・改善など婦人科関係の様々な症状に効果があることが認められています。
このような背景から「万能薬」といったイメージがついてしまい、結果「性病も防げる」といった間違いな性知識も浸透してしまったといわれています。

性病にはクラミジアや淋病といった、感染すると初期症状がほぼ無症状で治療に長い期間がかかり、治療が遅れると深刻な症状を引き起こす怖いものも存在します。
クラミジアは男女ともに目立った自覚症状がなく、淋病も同じように異常を感じるまでに時間がかかります。
パートナーや行為を行った相手に感染させてしまったり、感染させられたりを繰り返す可能性も高いといわれています。

またこれらは性行為全般で感染するので、コンドームを併用していなければ気がつかないうちに感染していることもある恐ろしい病気です。
異常に気がついたときには、クラミジアや淋病の症状はかなり進行していることも多く、その結果、感染させられた人が爆発的に増えてしまいます。
性知識をよく知っているようで、間違いを正さないまま危険な状態に身を置くことになったり、将来的にクラミジアや淋病の後遺症に悩まされ、人生を狂わされてしまったりすることもあるのです。

ピルやコンドームを併用することは女性が自分の身を守ることにもつながります。
万が一、パートナーが正しい性知識を持たず、ピルを万能薬扱いしたり、コンドームを併用することを嫌がる場合は、お付き合いする事から見直す必要があるかもしれません。
クラミジアや淋病を「たかが病気」と軽くみることは止めて、間違いを正すことから始めましょう。